木を楽しむことがコンセプト
日本固有の樹種「ひのき」は適度な厚さの板にするとそれだけで心地よく響きます。
硬さと柔らかさを備える、いいバランス、そんな「ひのき」が「やさしい」音を奏でます。
三重の「ひのき」にこだわり、素材を最大限に生かしたカホン作りに取り組んでいます。
日本の森が荒廃し、環境に多大な影響を与えている今日、何とか森を再生する起爆剤になればと、地域の森から切り出した「ひのき」などの針葉樹を使って、地域の仲間と楽器作りを始めました。
ひのきは楽器作りに向いてる素材と確信しています。
使っていたければその良さはわかっていただけると思いますので、是非ひのき楽器をご堪能ください。
そしてどうか、日本の森の再生を音楽を通して私たちの想いを共有していただければ幸いです。
私達が作るこのカホンは、地元木材関係者やミュージシャンなどの協力を得ながら開発・製造しています。
地域ぐるみで協働して木を楽しむ事「楽木」をコンセプトに木のまち興しに取り組んでいます。
ひのき製のカホンについて
地元三重県産のひのきの一枚板を使用、樹齢100年以上の大変貴重な木材です。
林業が盛んなこの地域ならではの素材です。
幅30㎝の一枚板は大変貴重なので入手出来るときにしか使えません
入手できない時は残念ながら作れません。
先代までは林業を営んでおり、今は廃業しましたが先祖が育てた木を今度は
私が有効に使いたいとの想いでひのきの無垢材にこだわってものづくりしています。
コンセプト詳細はHPにもありますのでご参照ください
https://koshikari-cajon.com/concept/
●尾鷲桧について
尾鷲ひのきは世界ブランドです。
2016年の伊勢志摩サミットでは、各国首脳が議論する円卓や関連施設に使う木材として、三重県南部で生産される「尾鷲ひのき」が提供されました。
この地域は雨量が多く、地形が急峻(きゅうしゅん)で土壌が痩せており、木の成長が遅く年輪が密で堅く強いひのきが育ちます。
油脂分が多く、美しい光沢を放つのが特徴で建築材ではブランド品として取引されています。
また、ひのきの癒しの香りや防虫効果も知られているところです。
爽やかなひのきの香りはとても癒されます。
日本農業遺産
2018年、農林水産省が新たに創設した制度「日本農業遺産」に尾鷲ひのきが認定されました。
●サイズについて
定番スタンダードサイズの他にミニ・ミディアム・ラージと高さ5センチ刻みにサイズがお選びいただけます。
サイズご指定のオーダーも承っています。
カホンの特徴
響き線のレバー調整式や打面の硬化、麻炭パウダーの塗布など、音にこだわりぬいた仕様です。
●響き線は2つともスナッピー2連です。
レバーで打面当たりを調整できるようになっています。
☆かなり細かく響き線の調整が出来ますのでおいろいろ試しください
●On・offが手軽にできるとともに、180度回転させてトップからボトムに、バズ音の響きをより タイトにすることができます。(ボトム側にすると弦の響き線のような感じになります)
●レバーのストッパー機能
レバーの回し過ぎでスナッピーが損傷しないようにストッパーが付いています。
自社ホームページURL:https://koshikari-cajon.com
YouTube(カホン制作):https://www.youtube.com/watch?v=kEoJgW_HC_I&t=42s